スキンケアやコスメ、エイジングケアなど、美容情報にアンテナを張っている女性は多いと思いますが、情報がありすぎて情報過多になっていませんか?
以外に知らない、スキンケアやコスメの正しい知識について見直してみましょう。
Contents
化粧品の乗り換えを決断するのはいつ?
新しい化粧品を買ってみて、効果を実感できなかったらどうしますか?
使い始めてすぐに効果を実感できないと、がっかりしてしまう気持ちはわかりますが、すぐに諦めるのではなく、最低でも6週間は使いづつけてから判定しましょう。
肌のターンオーバーは約6週間
皮膚は、常に新陳代謝を繰り返しています。このことをターンオーバー(細胞の生まれ変わり)と言います。
新しい肌の細胞が生まれ、古くなりはがれ落ちるまでのサイクルは、約6週間ほど必要です。
新しい化粧品に変えてから、最低でも1サイクルは使い続けてみないと、本当に効果があるかどうかの判断はできないのです。
期待する効果によっても期間は違う
特に、しみ、シワ、たるみ、などに関しては、長く使ってみないと効果は現れません。
ただし、シミが消えるところまではいかなくても、1サイクル使ってみると、「効果がありそう!」という手応えを感じることができるとおもますので、そこまで使ってみてから判断してみましょう。
一方、保湿を期待しての効果はすぐに実感することができます。
保湿を主目的とした化粧品は、肌の最も表面に近い角層がターゲットですから、使ってみてすぐに肌が潤ったかどうかがわかると思います。
ただし、保湿効果を狙った化粧品で本当に効果のあるものは、その化粧品を使うのをやめても、数日は潤い効果が保たれます。
使うのをやめてみて、しばらく肌の調子が落ちない場合でも、その化粧品の保湿効果ではなかったのかも・・・と思うのは勘違いです。
新しい化粧品を購入して試す場合は、6週間くらいは使い続けてみてから効果を判定しましょう。
使い始めてすぐに効果を実感できないからと、どんどん新しい化粧品に乗り換えていては、なかなか自分に合った化粧品に出会うことができませんよ!
話題の化粧品を単品買いってどうなの?
雑誌やSNSなどで話題になっている化粧品は使ってみたいですよね。
でも、気になる化粧品を単品害していると、使っているブランドがバラバラな状態に・・・。
もちろん、ブランドをライン(シリーズ)で使わなくてはいけないというわけではないのですが、ライン使いする方が効果はアップします。
また、単品で使用した場合、ただ単に話題になっているから、と使うのではなく、しっかり目的や効果、成分、そして自分の肌状態などを確認してから使うようにしましょう。
化粧品はライン使いで効果倍増!
目的が絞られている場合、化粧品はライン使いすることで、効果は何倍にもアップします。
シリーズで使うことで、効果が最大限に引き出されるように計算されて作られているからです。
もちろん、話題の新製品は単体でも効果を期待できることもありますが、スキンケア化粧品はシリーズで使うメリットは、結構大きいんです。
朝のスキンケアは時間がないからどんどん重ねづけ
朝のスキンケアは時間がないけど、効果を考えると色々しっかり使いたい!
化粧水、乳液、美容液、クリーム、それから日焼け止めに下地クリーム、などなど、せっかく色々なアイテムを使っていても、短時間でどんどん重ねづけしてしまっては効果は半減です。
スキンケアは、1ステップごとにしっかりと肌になじませることが大切なんです。
化粧水がびしょびしょに残ったままの肌では、効果な美容液をつけても肌に浸透しにくい状態。
乳液やクリームも、濡れた化粧水の上でうわ滑るするばかりで肌にとどまりません。
こんな状態で下地クリームやファンデーションを塗ってしまうと、ムラやヨレができてしまって綺麗に仕上がりません。
しかも、肌にしっかり密着しないので、化粧も崩れてしまいがち。
スキンケアの効果をしっかり引き出して、キレイにメイクをするためには、ワンステップごとにしっかり肌になじませてから次のステップに進むようにしましょう。
どうしても時間がない、という場合は、アイテムの数を減らしてみるのもおすすめです。
この時、保湿成分である美容液は欠かさないようにしてくださいね!
高価な化粧品を、節約しながら使ってる
高価な化粧品は、効き目が高そうですよね。
ついつい背伸びして、高価な化粧品を買ってしまった、ということもあるのではないでしょうか。
でも、そんな時、せっかく購入した化粧品は、ケチらずにしっかり使うことが重要です。
金額が高いからといって、ケチケチ使っていては思うような効果を得ることはできません。
最低でも、使用説明書にある規定の量は使うようにしましょう。
効果な化粧品を少量ずつ使うのと、安い化粧品をしっかり使うのでは、安い化粧品の方が効果を実感しやすいと言えます。
化粧品は、最低でも規定量をしっかり使うようにしましょう。
また、規定量をしっかり使い続けることができる金額のものを使用するのがおすすめです。
バスタイムにゆったりスキンケアしたいからバスルームが保管場所
お風呂に入った時に、ゆったりスキンケアをしているという人も多いのでは?
入浴中に、リラックスしてスペシャルケアをすることは良いのですが、化粧品をバスルームで保管するのはおすすめできません。
そもそも、バスルームは化粧品を腐敗させるリスクの高い、最も危険な場所です。
湿気が多いのはもちろん、湿度の変化も大きく、雑菌が繁殖しやすいのです。
化粧品の保管条件としては最悪なんです。
その上、キャップが緩んでいたり、化粧品が付着して汚れていたりという条件が加わると、雑菌が混入してその菌が繁殖して増殖します。
ちなみに、歯磨き粉や歯ブラシも、同じ理由から置かない方がいいでしょう。
タブタイムに、スキンケアを行う場合は、使用するアイテムだけを持ち込むようにしましょう。
できれば、使用分だけを小分けにして持っていくとベストです。
取り過ぎちゃったクリームはもったいないから容器に戻していい?
ついついクリームなどを多めに出してしまった・・・、そんなことってありますよね?
高額な化粧品だったりすると、もったいないから戻してしまいたくなる気持ちもわからなくもないのですが、これは絶対にやめましょう。
キレイにしているつもりでも手のひらは雑菌だらけです。
出し過ぎた化粧品を容器に戻すというようなことをしなくても、スキンケア前には手洗いを、そして容器からクリームなどを出すときは、指で直接取るのではなくスパチュラなどを使用しましょう。
ほとんどの化粧品には、防腐剤や保存料が使われていますが、雑菌のついた指を毎回差し込んだり、一度出した化粧品を容器の戻したり・・・そんなことでは品質を維持することは難しくなってしまいます。
特に、最近は保存料不使用の化粧品も人気が高いので、そのようなものを使用する時には特に注意して扱うようにしましょう。
効果を期待するなら医薬部外品?
コスメを選ぶ時、何を基準に選びますか?
効果を期待するなら、「医薬部外品(薬用化粧品)」と明記してある方が効果がありそうですよね。
医薬部外品(薬用化粧品)とは、効果効能が認められた有効成分を一定濃度含有するもので、メーカーの申請に基づいて厚生労働省において承認されたものをいいます。
医薬部外品の化粧品には、美白、肌荒れ、ニキビ、などのカテゴリーがあり、美白に効果のある化粧品なら「アルブチン」などの美白に効果があると認められた成分が一定の割合で配合されています。
ただし、この「医薬部外品」の承認を受けるためには、かなりの費用と労力が必要。
そのため、医薬部外品として認められるだけの有効成分が配合されていても、あえて医薬部外品の証人申請をせずに販売するケースもあるのです。
このように、医薬部外品ではなくても、しっかり有効成分が配合されている化粧品なら、金額も安く設定されていることも多く、お得なケースもあるんです。
医薬部外品と明記された化粧品に、一定の効果が期待できることは間違いありませんが、医薬部外品でなくても効果が期待できるコスメもあるので、上手に探してみてくださいね!
まとめ
いかがですか?
化粧品は、きちんとした知識と、正しい使い方をしてこそ、最大限の効果を実感できます。
コスメは新商品も次々発売されますし、新しい研究結果から新成分が発表されることも多く、新しい情報に振り回されがちですが、基本の情報はしっかりインプットしておきたいですね。
ちなみに、美肌の基本は保湿です。
高級化粧品に飛びつく前に、乾燥肌対策の保湿ケアをしっかりしましょう。